ハーレーの極め方

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ハーレーのマフラーやハンドルが変色する理由と対処のやり方

ハーレーに乗り続けていると、稀に一部のパーツが変色します。特にマフラーは変色しやすいパーツなのでハーレー乗りにとっては厄介な問題です。
マフラーの変色は俗に「マフラー焼け」と呼ばれ、高温で酸化した際に起こる現象です。高温の排気ガスに長く触れることでマフラー焼けが生じますが、ハーレーの純正品なら傷が付いていたなどの不具合がない限り、焼けが生じることはほぼありません。社外メーカーの粗悪品はマフラー焼けになりやすいので、ハーレー純正のパーツに交換するのがもっとも効果的な対処法と言えます。マフラー焼けを除去するにはバイクパーツ用の洗浄剤を使うのが適切ですが、あくまでも新品に交換するまでの応急処置であることを忘れてはいけません。

マフラーと同様にハンドルも変色が生じやすいパーツです。
マフラーと異なり、手垢や空気中の埃などの汚れが付着することでハンドルが変色します。特に走行時に他の車両から出た排気ガスはハンドルの変色を引き起こす元凶と言っても過言ではありません。排気ガスには人の目には見えない微小な汚れの粒が無数に混ざっています。ハンドルが排気ガスに晒されるとその微小な粒の汚れが付着し、少しずつサビや色落ちを引き起こすのです。状態が悪くなると茶褐色の斑点や白い塩粒のような腐食が生じるので、そうなる前に洗浄を施します。マフラーと同様にバイクパーツ用の洗浄剤で汚れを取り除き、さらにコーティングを施せば新たな変色を防ぐことも可能です。

女性ライダー

マフラーやハンドルはハーレーの中でも目立ちやすいパーツなので、少しの変色でも目立ってしまいます。
そのまま放置すると状態が悪くなるので速やかに洗浄、あるいは新品のパーツと交換するのが愛車を綺麗に保つためのコツです。