ハーレーの極め方

ハーレーカスタムを極めて充実したハーレーライフへ誘います

ハーレー用のオイルの価格や成分の違い

ハーレーにまたが女性

ハーレーも他のバイクと同様に定期的なオイル交換を必要とします。

エンジンの潤滑剤としての役割があるエンジンオイルの他、ギアの噛み合いで生じる衝撃を緩和させるミッションオイルもハーレーの走行性能を保つのに欠かせません。オイルは次第に劣化する消耗品であり、傷んだオイルをそのまま使い続けるとエンジンやギアが故障するおそれがあります。
愛車を良好な状態で走らせるための必須条件とも言えるオイル交換ですが、ハーレー純正のオイルは一回分の量で約2千円と高額です。純正品だけあって高品質ですが、何度も交換するとそれだけ出費も嵩みます。一方でパーツメーカーが販売するオイルは同じハーレー用でも一回分で千円を切る物があります。

パーツメーカーの安いオイルを使えば交換の回数が多くなるほど維持費を節約できると言えますが、その一方で極端に安価なオイルは車体に悪影響をもたらすのではと不安視する声があるのも事実です。
粗悪なオイルを売る悪質なケースも稀にありましたが、ほとんどの製品はハーレー純正の老いると成分がほとんど同じなので、品質には何の問題もありません。エンジンやギアを保護するために必要な成分は変わらないので、安いオイルでも安全に使うことができます。オイルの選び方はメーカーよりもハーレーの用途で決めるのが正しいと言っても過言ではありません。発車や停車を繰り返す乗り方に適したオイルや長距離移動用に作られたオイルなど種類は様々です。

精製の方法で選ぶのも愛車を労わる工夫のひとつです。オイルは安価な鉱物油と含有成分の分子サイズが均一な化学合成油に大別されますが、いずれも長所と短所があるので予算やハーレーの年式などを踏まえて選ぶように心がけます。